アイドルになれないなら死にたい

東京ドブ川ストーリー

第1回かなまら祭りレポート~いざ!かなまら!~

201305-1

毎年4月の第一日曜日にのみ行われているかなまら祭り
そんな念願すぎて行ったら成仏してしまうんじゃないかくらいの勢いで初参戦。

調べて行ったのはスケジュールのみ。
ちんこに関しては衝動のみで行動する!それが私のモットーの一つ。
というわけでなんの下調べもなしに電車に揺られること1時間以上、行って参りました。

電車も混み混みで、普段使っているであろうギャルが「え?なに?まじでこんでんだけど?ありえなくない?なに?今日なんかあんの?」と車内通話。
心の中で「ちんこだよ!ちんこの祭りだよ!祭りof ちんこだよ!」とギャルへ向けて叫びつつも、お正月は厄よけでにぎわうであろう川崎大師駅に11:20到着。

にしてもすごい人口密度。まるで渋谷スクランブル交差点を激写するかの如く、そんな人ごみを激写する外国人。
駅前のコンビニにはビール、揚げ物等を販売する臨時販売所まで設けられ、長蛇の列。

衝動のみで来たせいか、なかなか本会場へたどり着けない。
たまたま近くに居た人の良さそうな警備員さん(推定62歳)に道を聞く。

「すいません、かなまら祭りへはどういけば」と言うやいなや、かぶせ気味にニヤリとしたのを見逃さなかった。
「うら若き乙女がそんなマラなんて言うなんておじさん興奮しちゃうなー」と超勝手な脳内妄想を楽しみつつ、言われた通りの道まで向かう。

一番の目玉の行列は本会場である神社から川崎大師付近の道をぐるりと練り歩くものらしい。 だからこの辺の道路にいれば見れるとのこと。
それすらも知らなかった私。衝動だけで行動したことを少々反省。 「好きならもっと知りたいとか思わない?」と私の中の女子高校生にあとで怒られそうだな。

11:30~の行列に備え、駅前にたむろしていた人々も列をなし始める。
今か今かと待ちわびている群れの人々は皆一様にニヤニヤと笑い、顔を上気させてる。

すごい人だ。厄除け大師の名を持つ川崎大師への初詣よりも混んでいるんではないだろうか。
お正月は皆新たな思いと願いを胸にこの駅へと集うわけだが、今日は違う。
皆同じ目的を持っているのだ。ちんこを見たいのだ!たかがちんこ!されどちんこ!

我々は運命共同体である!ちんこに魅せられてしまった哀れな下僕である!
さあ立ち上がれ同士よ!下僕どもよ!今こそ戦いの時である!負けるな!

私の中でちんこーるが湧き起こる。
主格の私はそんな私の中のみんなを盛り上げるべくエールという名の煽りを入れる。