アイドルになれないなら死にたい

東京ドブ川ストーリー

彼のために頑張っちゃおう♩

彼ね、この間私のためにツボを買ってくれたの。

「お前こういうの欲しがってたよな」なんて言って照れ隠しのつもりかしら。
彼、今お金ないらしくて、私のカードで買ったみたいなんだけど、でもいいの。

運命だーって思っちゃったらしいのよね、このツボ見た旬瞬間に。

そういうのってそのとき買わないと後で後悔するじゃない?

うん、そうそう、私ねちょうどこういうツボ欲しかったの。

さすが私の彼!って思ったのは、どうやらかなり値切ったらしいのよね。彼のそういう諦めない姿勢?粘り強さ?そういうとことか大好きなの。30万が18万よ?すごいわよね。

やっぱり彼ってすごいのよ。

お金は返すって言ってくれてるんだけどね。

彼にはイギリスに留学するっていう夢があって、どうやらかなり貯金もしてるらしいのよ。そんな彼からお金なんてもらえないじゃない?
そうそう、今年の冬は寒かったから、彼ったら羽毛布団も買ってくれたの。そんなお布団よりも彼の愛の方が暖かいわ~、なんてね。てへへ。
まあその羽毛布団も相当高方らしいんだけどね、それも確か、彼の持ち前の真摯さで、値切ったらしいのよ。

詳しい料金教えてくれなかったんだけど、まあ私のカードの請求書で値段わかっちゃったんだけどね。

彼はスタイルもいいし、日本人離れしたセンスを持っているから、きっとイギリスでも俳優としてやっていけると思うのよ~。

俳優さんとかってやっぱり食生活にも気を遣うらしくてね。

そんな彼に紹介された健康食品を使って、最近は彼に手料理も作っているからね、私。

料理に関しては素人だからよくわからないんだけど、いい食材を使っているからすごく高いのよね。

でもやっぱり食べるものってすぐに体調に出るじゃない?

だから気を遣わなきゃいけないって、体は資本だから、食費が高くつくかもしれないけど、長い目で見ると決して高くはないんだって。

その彼から紹介された先生にも言われているのよ。

 

私もこれから彼のためにも彼の夢のために頑張って支えていかないとね♪